初心者の方にお勧めするのはこの4種類のシャーシです

これ以外のシャーシは設計が古くパーツ取り付けのネジ穴が少なかったり

強度が弱く壊れやすい、早くするのにコツがいるなど

改造に手間がかかるため初心者には、あまりお勧めしません

左3種類はこのまま使えますがS2シャーシは若干注意が必要です

 

 

S2シャーシはキットによって付属品が違うのでご注意ください

S2シャーシマシンのパッケージ横の解説に書いてあります

上段はサイドステー付属、中段はワンロックギヤカバー付属、下段は付属品なしです

 

 

純正では左のようにネジでギヤカバーを固定しているため

ギヤやモーターを交換するたびにネジを外さないといけなく、時間がかかります

ワンロックギヤカバーを使えばレバーを動かすだけで工具を使わずにギヤカバーを外せます

S2シャーシを使うならぜひ使いたいパーツです

 

 

ワンロックギヤカバー、サイドステーは単品でも売っています

(画像のワンロックギヤカバーは限定品です

 通常商品でギヤが付属している黒いタイプもあります)

サイドステーは後の説明で出てくるマスダンパーを取り付けるのに

便利ですので使うときは付属のキットを買うか単品で購入しましょう

 

 

使用するシャーシが決まったらキットを選びましょう

最近は限定キットも多く販売されておりキットによって

入っているパーツが違うのでよく調べて選んでください

まずはシャーシの素材を選びます

上段のモノコックシャーシが通常の素材です

キットによってはABS樹脂製シャーシと書いてあります

 

中段は材質をポリカABSに変えて強度を増したものです

頑丈なのでねじれにくく、コースアウトや衝突しても壊れにくいのでおすすめです

 

下段は材質をカーボン入りナイロンに変えてポリカ ABS以上に硬くしたものです

しかし硬すぎて、ネジを締め込みづらく

ネジ穴をドリルで広げるなどの加工をしなければ使いづらいので

あまり初心者むけではありません

 

ABS樹脂シャーシでもFRPやカーボンプレートで補強すれば十分な強度が出せますので好みの色などで決めてもいいでしょう

 

 

次にタイヤの種類を選びます
現在販売されているキットには、この5種類の物が多く使われています

後で説明するギヤと合わせて最高速と加速力が決まりますので

走らせるコースに合わせて直径を選んでください

また同じ直径でもローハイトタイヤはゴム部分が薄く

ジャンプの着地で跳ねにくくなっていますのでジャンプ台のあるコースではローハイトタイヤをお勧めします

なお小径ローハイトタイヤは他のタイヤと区別するため

中径タイヤと呼ばれることが多いです

 

次にタイヤの素材を選びます上の画像は大まかな特徴です

レースではノーマル、シリコンはジャンプ台の有るコースでは跳ねやすい

ジャンプ台の無いコースではコーナーが遅い等の問題があり、あまり使われていません

ローフリクションはパワーの有るモーターではホイルスピンをして加速しにくいなどの問題もあり

バランスのいい、ハードとスーパーハードがよく使われています

フロントだけローフリクションに変えてみたり、長い上りがある時にノーマルを使うなど

様々な使い方があるので持っていない種類のタイヤの入ったキットを選んでもいいでしょう

ローフリクションとスーパーハードタイヤはGUPだと限定品で手に入りにくい時もあるので

付属しているキットを優先的に買う人も居ます

次にギヤ比を選びます通常のキットは小径タイヤキットは3.5:1

大径タイヤ付属キットは4.2:1もしくは4.0:1のギアが付属しています

 

上の表はタイヤ径とギヤ比での最高速の違いを計算したものです

上に行くほど最高速が上がり下に行くほど加速力が上がります

通常のレースでは「大径タイヤ、4.0:1~中径タイヤ、3.7:1」の間の

組み合わせを、おすすめします

キットによっては小径タイヤ、5.0:1の組み合わせが入っていて

中径、3.5:1のマシンに置いて行かれということも有ります

レースに使うなら「大径タイヤ、4.0:1~中径タイヤ、3.7:1」の

組み合わせが入っているキットを買うか、別売りのギアを買いましょう